梅雨入り前の最後の1座になりそうだというのに、こんなマイナーな山って…Σ(゚д゚;) 「それこそ貴重な晴れ間がもったいなくね?」と自問自答してみるものの、ここ以上に魅力的な山も近場には見当たりません。(たとえPVが上がらなくても)行きたい山を優先するのが正しいヤマヤのあり方。

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デンカ青海工場。工場の裏にある黒姫山から石灰石を運び込んでセメントを作る大プラントです。敷地面積は東京ドーム50個分くらいでしょうか?

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石灰石の採掘は鎌倉時代からすでに始まっていたといいます。それでも300名山に選定されているには、それなりの魅力があるはずですよね?

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今さらですけど信州黒姫山ではありませんよ、青海黒姫山です。誤解のないよう。「な~んだ、興味ないわ」と思ったそこのあなた。食わず嫌いはいけませんよ。結構イケてますから。

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山麓に足を踏み入れると、いきなり林床を覆うシダがまるでジャングル!生命力で溢れていました。これには驚き(( ;゚д゚)))

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もちろんマイナーな山ですから人の気配はまったくありません。こんな景観にテンションが上がるのは変態の素質充分?

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森に見惚れながら歩けるのも一本杉峠まで。ここからは徐々に勾配がきつくなります。

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下草こそ笹に変わったもののブナはまったく見あたりません。これも石灰石の地質が影響してるんでしょう。北陸らしからぬ植生に違和感は残るものの、新鮮にも感じます。

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ようやく眺望があるところに。栂海新道の稜線が目に飛び込んできました。右のピークが白鳥山。

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「金木平までは緩やか」という事でしたがそうでもありませんでしたね。そしてここから本当の急登が始まると…('A`|||)

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その前にシラネアオイの群落。今日もお会いできましたが、ここでは一服の清涼剤的な存在。

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子宝杉だそう。名前の由来につきましてはコメントは差し控えさせていただきます。

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こちらは夫婦縄文杉。縄文っていつの時代か分かってんですかね?サバ読み杉なんてw

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ここに来るまでにもありましたが、ここからが本格的なトラロープ祭り。短い距離で600mほどの高度を稼ぐ急登の始まりです。

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途中、痩せ細った雪渓を直登します。メリハリがあって男前な登山道。好感が持てます。

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四輪駆動の急登を登っていると、みるみる青空が近づいてきました。こういうのは励みになります。そして…

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おっ!ピラミダルな山頂が目の前に。視界も360度、一気に開けました ♪

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気持ちいい~♪ ほんの一瞬の稜線漫歩でしたが、なんとなくアルプスの岩稜帯を彷彿させます。

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山頂の祠には、あって当然の名前を確認しました。この山の恩恵を受けているんですから無い方がおかしいですよね。

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青海黒姫山、1221m。真夏日に登るような山ではありません 

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ほぼ海抜0mから登ってきたに等しく、しかもこの暑さの中での急登。マゾっぽい?

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おかげで低山とは思えない達成感が味わえました。やはり今日の選択は間違ってなかった♪(と思いたい)

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犬ヶ岳の後ろに顔をのぞかせている端正なカール。あれがウワサに聞く初雪山でしょうか?

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白馬方面はというと…。まぁこんなもんでしょ。そんなことよりさっきから耳障りな鳴き声が…。

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おいっ!そこのエゾハルゼミ!A~zy、A~zyってうるさいわーっ!ヽ(#`Д´)ノ オマエのせいで余計暑いっちゅうねん!(`-´メ)

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申しわけない程度に咲いていたイブキジャコウソウ。花の山とは言えませんが、けして楽しめないわけでもありません。

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眼下に見える石灰石の採掘場。露天掘りというそうです。これを見ても達成感に水を差されることもなく、不思議と悪い印象は残っていません。

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その理由は登り応えがあった事、そして静かな登山が楽しめた事。「混雑と喧騒に無縁なことが無粋な景観よりも優先されるなんて自分らしいわ」Σ(´д`;) あまのじゃくなのかなぁ。いつものように下山は割愛します。
今も採掘はとどまることなく続いています。いくら山の恩恵とはいえ山の形が変わらないか心配です。「ほどほどに」しておかないとしっぺ返しがありますよ。