槍ヶ岳を目指すロングトレイルの取付き、ブナ立尾根。以前から気になる山の1つだった烏帽子岳に登るにも最短コースです。そして喜寿を迎えた老夫婦が営む人気の山小屋、船窪小屋。この2つを一度に食べてしまおういう計画を立てました。 

P8144736
北アルプス3大急登に数えられるブナ立尾根。周回するにあたって、やはりこれは登りに使いたい!と。下ったところでネタにもなりません。 

002
高瀬ダムを起点に時計回りで初日は烏帽子小屋でテン泊して翌日稜線伝いに船窪岳を目指す方がよさそうです。北アと言えども、最もマイナーな山域。アプローチも難有り!で静かな縦走コースのはずです。
はずなんです。 

image
3大急登言うても気負う必要はありません。今どきはここより急登は数多く存在してます。表銀座の合戦尾根などは、今や北アの入門コースでしかありませんし。

P8144738
実際、ここも大した登りとは感じませんでした。個人的な見解で申し上げますと「3大急登の看板は下ろした方がいいんぢゃ?」と…。

P8144762
あっけなく到着してしまった烏帽子小屋。テン泊の重い荷物にもかかわらずです。

P8144750
お花畑の奥にテン場。棚田のようになってまして小屋から近いところは早いもん勝ち。

P8144748
かなり奥に張る羽目に(>人<
;)団体さんを敬遠すると必然的にそうなっちゃいます。
久しぶりで張り方忘れてましたが、なんとか完成!

P8144765
昼寝、晩酌、夕食と滞りなく済ましたら前烏帽子までお散歩。夕方にはガスが晴れると踏んでいたのですが、いまいち…。

P8144786
夜の帳が下りてきて…。
ほとんどのみなさん明日は槍方面だと伺いました。

P8144803
夜中に寒さで目覚めると満天とまではいかないにせよ星空が。(最低気温は6℃だったそうです)明日の天気は約束されたも同然。

P8154811
夜露でベタベタのままのテントを無理矢理詰め込んだせいで、食料が減ったにもかかわらずリュックの重さは増している気がします。
今日が核心部の縦走。テントを乾かしているヒマなどありません。

P8154813
目指す船窪岳は、はるか先。ここから見ても不動~船窪間の切れ込みが気になります
Σ(゚д゚;)

P8154815
昨日とは比べようもない好天(≧∇≦)
急峻な岩峰に取りつくには願ってもないお天気です。

P8154820
「烏帽子岳そのものが庭園に適当に配置された大きな捨て石のよう」とは日本アルプス縦断記の一節。

P8154823
分岐に荷物を置いて空身で山頂を往復。高所恐怖症の人にはオススメできません。

P8154830
山頂から烏帽子庭園(烏帽子田圃)と呼ばれる天国を俯瞰します。

P8154836
その庭園の池塘群は烏帽子四十八池。ここは高山植物の宝庫!まさしく絵に描いたような絶景です。

P8154839
チングルマに埋め尽くされた池のほとり。

P8154840
しかもほとんど人に会いません。こんな素晴らしいところを独り占めしている贅沢(≧∇≦)

P8154843
池に映る逆さ烏帽子。出来る限り長く滞在したいと思いましたが今日の行程が…(´・_・`)

P8154846
後ろ髪を引かれますがいい加減先に進まないと…。
目に焼き付けておきましょう。

P8154850
南沢岳の登りはくたびれた女王様の花園。高飛車な態度は影を潜めてます。

P8154854
白砂青松…この場合の表現としては適切ではないかな?松もハイマツやし。思い通り進めたのはこの南沢岳まででした('A`|||) 
 
P8154859
南沢岳山頂から振り返る裏銀座縦走路。
あっちも魅力的ですね。

P8154857
だいぶ、劔立山が近くなってきました。この辺りまで来ると後立山と呼んでもいいのかもしれません。

P8154865
右手は崩壊が進行中の不動沢。
その不動岳までのアップダウンがハンパありませんでした(>人<;) 

P8154871
下りの途中で南沢岳を返り見る (;´Д`A
もちろん下った分、登り返す必要があるのは言うまでもありません。

P8154875
南沢乗越からは、花の種類もがらりと変わります。この辺りはまだお花畑に励まされながら登れてました。

P8154891
ようやく不動岳の山頂に辿り着きました。北アルプスの脊梁部だけあって、白馬、鹿島槍から槍穂まで、ほとんどすべての北アルプスの山々が望めます。こんなところは他にはありません。 

P8154890
距離にして半分歩いたわけですが本当の試練はこの後やって来ます
(>人<;)
山頂でお会いした登山者からもそう釘を刺されました。


P8154866
まさに天国から地獄!最も大変だったのが手前の名も無き岩峰と次の船窪第2ピークまでの間
('A`|||)
 ここでの体力の消耗が激しく、その後は亀の歩み・゜・(ノД`)・゜・。

P8154897
左手には黒部湖も見えるような位置まで来ましたが余裕はありません。体力の無さを痛感しました。
この後の行程はまた次回アップしたいと思います
(。・ω・)ノ゙