渋峠ホテルを予約した後に知ったんですが草津白根山は噴火レベル②(で、②って何なん?)
えぇーっ!((( ;゚д゚)))湯釜から1km圏内立入禁止!?ま、まじ?…  

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しかし、もろ圏内を通る国道292号(すでに冬期通行止め)は日中は通行可能って…。で、停車は禁止。なんやそれ!おかしくね?(国道なら歩行者やチャリもいてるはず)

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「本当に危険なら全面通行止めにすべきちゃうか?」いい加減な方針に振り回されてる気がしてなりません。とにかく予定していた湯釜一周は難しそうな感じ。諦めるべきか…。常識と暴挙(本人は暴挙とは思ってません)との葛藤。

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「芳ヶ平への往復で我慢しとこかな?」マップを眺めながら考えを廻らせます。

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草津白根山にしろ、本白根山にしろ、山頂に通ずる登山道はありません。山頂を踏むなら冬以外にないわけです。思いついたのは、山田峠側からのピストン。これなら常に風上に立てます。北西の季節風が吹く今の時期は有毒ガスに巻かれる心配はありま
せん。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

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ホテルから15分くらいでこの絶景に出会えるのに誰一人いないなんて…。もったいないとはこの事でしょう。

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芳ヶ平の向こうに草津温泉街が見下ろせます。向かいのギザギザは何ていう山やろ?

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ほんと気持ちいい朝を独占できました。一旦朝食をいただきにホテルに戻ります。

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さて、志賀~万座いうたら「私スキ」をどうしても思い出す世代。本日のルートとかなり被ってます。

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だ~れもいない贅沢な時間。気持ちいいったらありゃしません。

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しかしホントこの冬は驚くほど雪が少ないですよね。スキー場の関係者でなくとも心配になります。

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ここから先はヤマレコなら退場!
d (>◇< ) !を宣告されそうな内容です。山行の参考?には決してしないようお願いします。

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改めて紹介しますと草津白根山は標高2160m。渋峠ホテルとほとんど変わりません。下った分登り返せばいいだけの話。噴火レベル1だったならスノーシュー初心者に是非おすすめしたいくらいなんです。

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山肌から蒸気?が上がってるのが分かるでしょうか?
遠く山頂から噴煙を上げてる方じゃありません。そっちは浅間山Σ(´д`;)

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注意すべき点は火山ガスである硫化水素。空気より重いので滞留してそうな場所に近寄らない事が最も重要です。と言っても火山特有の凹地形ばかりなんですが…
('A`|||)

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山田峠到着。この少し先から半径1km圏内に('A`|||)ここから 万座へは30分で下れます。

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海老のしっぽで分かる通り風向きは見方してくれてます。

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山田峠の先に表層雪崩の痕跡((( ;゚д゚)))
迅速に通りすぎるに限ります。

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さてこの先が立入禁止区域。斜度と雪の付き方を見てルートを模索します。


植生を傷付けないように雪の深いところを選んでの登降を心がけますが…雪が少ない∑(゚Д゚)

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上部は強風に叩かれたアイスバーン!全面海老のしっぽというより竜のうろこ?
逆鱗に触れぬよう気をつけなくては。 

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ほんの15分くらいで稜線に到達。右端のケルンを積んであるところが最高点のはずです。  

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残念ながら、ここからは湯釜のバスクリン入れたような湖面は見えません(T_T)

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山頂のケルンに到達。レベル2になって以降、人跡未踏かと思いきや、踏み跡がありました。

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これ以上近づくのはためらいました。危険察知能力も必要不可欠。 山頂に立つ事が出来た…。それだけで良しとしましょう。

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霞む北アルプス。手前に見えてるのは万座スキー場のゲレンデ。 

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硫化水素中毒にはならずとも、すっかり雪山中毒になったとあるおじさんΣ( ̄ロ ̄|||)

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振り返る2人の軌跡。天気にも幸運にも恵まれて…というより山の神様に許されて登ることが出来たというべきでしょうか。

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往路の時には無かったシュプールが…。すごいわ~、真似できません。自分なら100%迷子になる自信あります

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渋峠に戻って陽坂までの帰りはスキーに履き換えます。この先も延々292号を滑って降ります。

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背中の荷物はテン泊時以上の重さ('A`|||)
しかもスノーモービルとキャタピラ痕しか無く、滑りにくいのなんの 

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まさにツアースキー。その醍醐味を堪能出来ました。

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夏にチャリでも来てみたい…是非計画してみたいと思います。ツールド志賀?

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最後に硯川ホテルで汗を流して292号で(笑)帰路につきます。
緑がかった泉質ですが熊の湯ホテルとは、また少し違う感じ

125 パノラマ写真

以上、否定的な意見があるのも承知の上で記録をアップしてみました。個人的には登山の規制と観光客に対する規制は別のものであってほしいと思います。これが許されず、初級者の冬山登山(特に剱岳)になんら規制が無いのも理不尽な気がします。

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噴火レベルの引き下げを是非検討してみてほしいものです。