「つなげよう越前禅定道プロジェクト」も、とうとうシリーズ最終回。最後は市ノ瀬から御前峰までの紹介です。
コースの前半は7月中旬、後半は7月下旬に撮影した画像を繋ぎ合せて記事にしています。1回目は夏山のお天気に翻弄され撤退(>人<;)2回目も遠雷が聞こえる中を敢行。 ま、1日で、ですと帰りのバスに乗り遅れた可能性高かったんですけど。
さすがは夏山最盛期。早朝にもかかわらず市ノ瀬はかなり賑わってました。ほとんどの登山者を別当出合へ運ぶバスを見送って登山口へ。
まずは梯子坂という急坂を登って最初のピーク六万山へ。眺望はありません。二つ目のピーク、指尾山は中高年登山者に占拠されてたのでスルー。
途中にあった剃刀窟。鎮座ましますは、かの有名な泰澄大師さまの化身…かな?やけに目つき悪いようなΣ(´д`;)
なんであんなところから?(゚∇゚ ;) 加山雄三か!ってのw 恋は~あかいば~ら~♪
…( ̄▽ ̄)
尻にひかれるってのはこういうのを言います。
天井壁まで来ると視界が開けます。さっきまでの青空はどこいったん?(゚Д゚≡゚д゚)
尾根上に咲くイブキジャコウソウ。白山で見るのは初めて。触るといい臭いがします。ハーブティーにできるんだっけ?
慶松平は一面の笹っぱらで花も肩身が狭そう。江戸末期までここに宿坊があったようです。
で、お昼頃からまさかの雨(>人<;)ちょうどいい具合に別当へと下る分岐がありますし、こりゃ「帰れ!」って事だと理解しました (´・_・`)
仕切り直しは別当出合から別当坂を登ります。尾根に出ると越前禅定道。石川県は越前と付くことが気に入らないみたいでかたくなに白山禅定道と表記しているところ多数。ちっちぇえってか、心が狭いと言わざるを得ません。
誰が何と言おうが越前禅定道が正しい名称。白山は越前を向いて鎮座しているんですから。金沢方面から眺めても印象に残らない風貌です。
実際、加賀禅定道は近年復活させた登山道でしかありませんから。ま、悪態はこれくらいにして…
結局2時間強で殿ヶ池避難小屋に到着。
小屋の名前の由来は、この池かな?
この尾根道は左手に随時、白山釈迦岳が見えます。趣きに欠ける砂防新道より登山らしさが味わえますが、ほとんどの人は楽な方を選びます。
先週に引き続き、ガスの餌食になりそうな予感。最近は9時頃までしか晴れません。
今年の白山はどこもイブキトラノオだらけですね。これだけあるのも珍しい。
避難小屋から馬のたてがみ、黒ボコ岩にかけてはお花畑がすごくて、またしても余計に時間を消費。
ウン十年前の山ガールの歓声がこだまします。
思った以上にお花で賑やかなんですが、やはりここもニッコウキスゲが少ない。
それでも三霊山の中で最も花が素晴らしいのは白山でしょうね。今日のように市ノ瀬から登ってくると植物の垂直分布が楽しめます。
砂防新道を見下ろしながらの稜線漫歩♪
黒ボコ岩が見えてきました。静かに歩けるのも、あと少しだけ。
分岐間近に蛇塚。千蛇ヶ池に四ツ塚に刈込池。どんだけ蛇いるねん!Σ(゚д゚;)ってツッコみたくなります。
市ノ瀬からここまで水場が無く一般には下りで利用することをオススメします。実際、すれ違う登山者は結構いらっしゃいました。
弥陀ヶ原。ここから白山比咩神社境内ってことですが明治以降の決め事。歴史も由緒もありません。
それにしても、今日のような暑い日には室堂センターの存在は助かります。ビールも昼食も現地調達出来ますから身軽な装備だけで来れました。
下界の暖かく湿った空気が次から次へと…。おなぺこでしたが先に山頂に向かう方が得策でしょう。
ビールは我慢して山頂を目指します。幸い、山頂方面には、まだ青空が残ってます。
山頂に向かうとまず青石。ここまでが下界。これより天上界なんだそうです。
室堂から山頂へは整備された歩きやすい登拝道。しかし何故かいつもここがしんどい。
白山比咩神社の奥宮が鎮座しますが個人的には平泉寺白山神社のそれがあるべきだと思ってます。明治維新後の神仏分離でどさくさに紛れて山から下ろした石仏の類をかっさらったのが白山比咩神社。
白山信仰の拠点はあくまでも岐阜、福井です。全国に数ある白山神社の数からもそう考えられます。石川県は愛知、新潟より少ない5位。
平泉寺からここまで登るだけで充分修行です。なおかつ、行をしようなんてストイック過ぎます(;´Д`A昔の人からみたら現代の人々はヘタレですねww
夏山のお天気はきまぐれ。この後急変。雷雨になったみたいですが、自分達は難を逃れました。
ヘタレは、このあと室堂でビール三昧( ̄▽ ̄)
蛇足ですが下山に利用した砂防新道のお花畑も例年より見応えありました。
コースの前半は7月中旬、後半は7月下旬に撮影した画像を繋ぎ合せて記事にしています。1回目は夏山のお天気に翻弄され撤退(>人<;)2回目も遠雷が聞こえる中を敢行。 ま、1日で、ですと帰りのバスに乗り遅れた可能性高かったんですけど。
さすがは夏山最盛期。早朝にもかかわらず市ノ瀬はかなり賑わってました。ほとんどの登山者を別当出合へ運ぶバスを見送って登山口へ。
まずは梯子坂という急坂を登って最初のピーク六万山へ。眺望はありません。二つ目のピーク、指尾山は中高年登山者に占拠されてたのでスルー。
途中にあった剃刀窟。鎮座ましますは、かの有名な泰澄大師さまの化身…かな?やけに目つき悪いようなΣ(´д`;)
なんであんなところから?(゚∇゚ ;) 加山雄三か!ってのw 恋は~あかいば~ら~♪
…( ̄▽ ̄)
尻にひかれるってのはこういうのを言います。
天井壁まで来ると視界が開けます。さっきまでの青空はどこいったん?(゚Д゚≡゚д゚)
尾根上に咲くイブキジャコウソウ。白山で見るのは初めて。触るといい臭いがします。ハーブティーにできるんだっけ?
慶松平は一面の笹っぱらで花も肩身が狭そう。江戸末期までここに宿坊があったようです。
で、お昼頃からまさかの雨(>人<;)ちょうどいい具合に別当へと下る分岐がありますし、こりゃ「帰れ!」って事だと理解しました (´・_・`)
仕切り直しは別当出合から別当坂を登ります。尾根に出ると越前禅定道。石川県は越前と付くことが気に入らないみたいでかたくなに白山禅定道と表記しているところ多数。ちっちぇえってか、心が狭いと言わざるを得ません。
誰が何と言おうが越前禅定道が正しい名称。白山は越前を向いて鎮座しているんですから。金沢方面から眺めても印象に残らない風貌です。
実際、加賀禅定道は近年復活させた登山道でしかありませんから。ま、悪態はこれくらいにして…
結局2時間強で殿ヶ池避難小屋に到着。
小屋の名前の由来は、この池かな?
この尾根道は左手に随時、白山釈迦岳が見えます。趣きに欠ける砂防新道より登山らしさが味わえますが、ほとんどの人は楽な方を選びます。
先週に引き続き、ガスの餌食になりそうな予感。最近は9時頃までしか晴れません。
今年の白山はどこもイブキトラノオだらけですね。これだけあるのも珍しい。
避難小屋から馬のたてがみ、黒ボコ岩にかけてはお花畑がすごくて、またしても余計に時間を消費。
ウン十年前の山ガールの歓声がこだまします。
思った以上にお花で賑やかなんですが、やはりここもニッコウキスゲが少ない。
それでも三霊山の中で最も花が素晴らしいのは白山でしょうね。今日のように市ノ瀬から登ってくると植物の垂直分布が楽しめます。
砂防新道を見下ろしながらの稜線漫歩♪
黒ボコ岩が見えてきました。静かに歩けるのも、あと少しだけ。
分岐間近に蛇塚。千蛇ヶ池に四ツ塚に刈込池。どんだけ蛇いるねん!Σ(゚д゚;)ってツッコみたくなります。
市ノ瀬からここまで水場が無く一般には下りで利用することをオススメします。実際、すれ違う登山者は結構いらっしゃいました。
弥陀ヶ原。ここから白山比咩神社境内ってことですが明治以降の決め事。歴史も由緒もありません。
それにしても、今日のような暑い日には室堂センターの存在は助かります。ビールも昼食も現地調達出来ますから身軽な装備だけで来れました。
下界の暖かく湿った空気が次から次へと…。おなぺこでしたが先に山頂に向かう方が得策でしょう。
ビールは我慢して山頂を目指します。幸い、山頂方面には、まだ青空が残ってます。
山頂に向かうとまず青石。ここまでが下界。これより天上界なんだそうです。
室堂から山頂へは整備された歩きやすい登拝道。しかし何故かいつもここがしんどい。
白山比咩神社の奥宮が鎮座しますが個人的には平泉寺白山神社のそれがあるべきだと思ってます。明治維新後の神仏分離でどさくさに紛れて山から下ろした石仏の類をかっさらったのが白山比咩神社。
白山信仰の拠点はあくまでも岐阜、福井です。全国に数ある白山神社の数からもそう考えられます。石川県は愛知、新潟より少ない5位。
平泉寺からここまで登るだけで充分修行です。なおかつ、行をしようなんてストイック過ぎます(;´Д`A昔の人からみたら現代の人々はヘタレですねww
夏山のお天気はきまぐれ。この後急変。雷雨になったみたいですが、自分達は難を逃れました。
ヘタレは、このあと室堂でビール三昧( ̄▽ ̄)
蛇足ですが下山に利用した砂防新道のお花畑も例年より見応えありました。
さて、3回に渡った越前禅定道シリーズはこれでひとまず完結となります。越前の僧、泰澄による開山1300年記念の年(最近知りましたw)にほぼ同じ道を辿って完登出来たというのは偶然とはいえ何かの縁を感じました。登山が登拝と呼ばれていた時代に思いを馳せ、一部の未踏区間を除いてですが繋げることができたのは感慨深いものがあります。
「これから踏破したい」って方はⅠ~Ⅲまで順にご覧いただけるとある程度参考になり…ますかねぇ