長期の山欠で窒息気味(＞人＜;)応急措置が必要不可欠に。お天気は北へ行くほど晴れが長続きしそう、という事で、今日は妙高、頸城山塊の最高峰、火打山へ。 紅葉の進み具合やお天気の巡り合わせは運にも左右されますが、まずは山欠の解消が最優先。        


日帰りロングは慣れたもの。きっちり6時半には笹ヶ峰を出発。         


まずはゆるゆるの木道から。歩きやすくウォーミングアップにもちょうどいい感じ♪  





黒沢を渡ると本格的登山道。十二曲がり他、一部急登あります。


今日こそはお天気に翻弄される事なく無事に下山できるといいんですがねぇ(；´Д`A
                                       



富士見平。その名の通り富士山が見える絶好の休憩適地。えっ！見えんて？本日も心眼にてご覧ください。


その代わりゴタテでもどうぞ( ´ ▽ ` )ﾉ少しガス被ってますが。
                     

ここから高谷池ヒュッテまでは黒沢岳の山腹を巻くトラバース道。多少のアップダウンはあるものの大した登りはありません。





ようやく 火打山、焼山にご対面。焼山は噴火レベルが引き上げられ半径1km立ち入り禁止。それにしてもすごい急登に見えます。面白そうなだけに残念です。


今のところ火打山のスカイラインは望めますが、いや～な予感が…( ；´Д｀)  またしてもガスの餌食になるような気がしてなりません。


高谷池のテン場はロケーションいいですね。（ただし虫よけ必須？）    



お天気は下り坂です。何はともあれ山頂へと急ぎます。小屋での休憩は降りてきてからということで。


しかし高谷池、天狗の庭とフォトジェニックな風景に足を止めずにはいられません。 復路は真っ白になってる可能性もあります。「この景色が見られるのも今だけかもしれない…」そう思うと足早に通り過ぎることは出来ませんでした。



案の定、天狗の庭を過ぎた辺りから視界が悪くなってきました。やっぱりいつものパターン？





しかし大方の予想を裏切り真っ白になることはありませんでした。たしかにお隣の妙高山すら見えません。それでもところどころ青空が残ってます。




睡眠不足の影響でしょうか？一気に登りきることは出来ませんでした。雷鳥平で一息ついてから山頂へ。



さすがは百迷山！山頂は賑わってました。頚城最高峰とはいえ、標高は2462m。ハイマツが混じるものの森林限界は越えません。


山頂からの日本海方面。まだマシな方かな？贅沢は言えません。       



西には焼山がちらっと見えたり隠れたり。「誘ってる？」(￣▽￣)
影火打まで足を延ばすことにしました。4時間弱で登ってきたので時間はたっぷりあります。



この選択が大正解！結果から言いますと、ここを往復してる間にガスが解けて晴れてきたんです。諦めていた眺望が得られテンション上がります（≧∇≦）


あれほど賑わっていた山頂と打って変わってだ～れもいません。



ここが山頂？もう少し歩を進めてみます。すると頚城山塊の大展望が待っていました(●´ω｀●)PCでご覧の方はクリックすると大きくなります↓           




まずは影火打から金山～焼山。確かに噴気が多くなっているのがわかります。来年にはレベル①に戻らないかなぁ？おとなしくしてください （^人^）   



鞍部から日本海と鉾ヶ岳、権現山。シャルマン火打スキー場から正面に見える山って言ったら分かりますか？



その右に佐渡島…だと思います。




富士見平では見えなかった富士山が見えたのにはびっくり((( ;ﾟдﾟ)))       




影火打との鞍部から見た火打山は端正な山容。頚城の主峰としての風格充分。登り返しは見た目ほどキツくはありません。




相変わらず人が多い山頂はスルーして高谷池ヒュッテへ急ぎます。




途中、妙高山も見えるようになってきました。どこかで見た事ある形…と思ったら甘食に似てるから（笑）






小屋前で火打山眺めながらビール♪(*^^)o∀* この一杯の為に登って来たといってもか…言い過ぎです。            


期待してなかった眺望は楽しめたものの、期待していた紅葉は良くありませんでした。これも長雨の影響でしょうかねぇ？




それでも最後になってお天気に恵まれたからか、今日の火打山は好印象。しかも影火打まで足を伸ばせて「歩ききった～」という満足度に浸れました (=^ェ^=)