糸魚川から白馬への通い慣れた国道沿いに、いつも目を奪われる男前な岩峰が鎮座ましてます。北アルプスへ向かう道すがら、(低山ということもあって)当然眼中にはありませんでした。


それがいつのまにか「通り過ぎるばかりではもったいない!」とリストの下位ではありますが名を連ねる存在に。

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晩秋の晴天…。この山に登るには最適な条件が揃ってしまいました。頸城山塊の今年の締めを飾るのは明星山(1189m)です。何度も言いますが山の難易度は標高では測り知れません。前回同様、見た目からして手強そうな山ですし。

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いきなり道を間違えて高浪の池に…。せっかくですから池と明星山セットで。
すごい山容ですねぇ。そそり立つ南壁の高さは500mだそうです(゚∇゚ ;)           

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目指したのはヒスイ峡からの期間限定ルート。ここでしか見られない大岩壁を右手に見ながら登れるイチオシのコースです。

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小滝川にかかる橋のカンヌキを引っこ抜いて進入。
雪がある時は通行禁止だそう。その理由はすぐ分かります。            


いきなり本日のメインディッシュ!「す、すげぇ…」((( ;゚д゚))) 石灰岩の白く巨大な壁は、まさに圧巻!しかも簡単に到達できる場所にあります。
            
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さて、見上げてばかりもいられません。歩を進める以外に無いんですから。「石とか落ちてきたらどうするん?」ヘルメット持ってきてませんけどΣ(`□´/)/

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確かにこれでは雪があったら通れません。落雪や氷柱の直撃を受けたら…。その威力は想像を絶します。雪崩の比ではないでしょう。

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ガレ場にまだニガナやマツムシソウが残っているのは遅くまで雪渓があった証拠?
      

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登山道は車道のようにぐるっと山を巻きながら登っていくようです。どおりで距離が長い(;´Д`A

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ガレ場を過ぎると色鮮やかな森の中へ。今日は立ち止まって紅葉を楽しむ余裕があります。今年はこれで見納めかなぁ('A`|||)
         

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ルートは一旦、サガサ沢に降ります。いかにもってネーミングですがルートファインディングミスは無し
( ̄^ ̄)ゞ

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泥濘の上に落ち葉が積もった登山道。こりゃ滑る!(´・_・`)登りはともかく下りでは何回コケることになるやら ('A`|||)←2回すっ転びますた。゚(゚´Д`゚)゜。                                
           

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なんじゃこれ?なキノコを発見。黒い珊瑚?無気味な美しさに惹かれます。

        
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岡集落からのルートと合流すると、いよいよ竜護尾根の取付。かっこいい名前は伊達ではありません。山頂付近まで一気に突き上げる男前な急登です(;´Д`A
                                  

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距離は大したことなく、登山道のアクセントとしては丁度良い感じε-(´∀`; )

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急登を登りきると、とても標高1000mそこそことは思えない絶景が迎えてくれます。
中央のなだらかな稜線が栂海新道が開かれている尾根。

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糸魚川のランドマークといえば明星セメント。この巨大プラントの原料がこの山の石灰岩ですかね?だとすると名前にも納得。

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頸城の山々を一望。昨夜、焼山や火打山に初冠雪。この冬は雪が多いといいんですが…。

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中央が前回登ったマゾ山、鉾ヶ岳。戸隠山並みのスリルが味わえたのは昨日のことのよう。

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石灰岩は水に溶けやすく風化した岩は自然の創るオブジェ。矮性した松と相まって、まさに山上の庭園。

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踏み跡が少なく、多少バリエーションルートっぽさも残りますが難しくはありません。かえって達成感が増します。

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前回の鉾ヶ岳とは違った面白さがありました。
                
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地形的な制約により冬~春は立ち入る事さえ困難ですが、夏はともかく陽の短い秋にはオススメ(往復約6時間)です。登る価値のある名山だと思います。秋山の締めとして相応しい山でした。
「で、翡翠は?」しもた!忘れた!