今年最後の北アを予定してましたが、あてにならないはずの天気予報を信じて安全策へと。久しぶりに分水嶺を越える登山は霊峰御嶽山の小坂口。立ち入り禁止区域を含まない飛騨頂上から摩利支天山です。

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御嶽も日本三霊山の1つ?不思議なことに三霊山は4つあります(゚∇゚ ;)
三大急登と同じですね。

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まずは登山口で参拝を済ませま(^人^)
噴火しませんように?違います。「晴れますように」です

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歩き始めてすぐ七合目の標石Σ(゚д゚;) ま、まじか?確かに登山口までのアプローチは大変でしたが…。

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こっち側に来るたびシラビソやコメツガばかりの山麓に違和感を感じます。まぁ、七合目じゃあ、言っても仕方がないのかもしれません。

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ジョーズ岩。なるほど、似てます。そう言われてしまうと、もうサメにしか見えなくなってくるから不思議です。

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かえる岩→湯の花峠→のぞき岩と進んだところで青空が広がり始めました。いいタイミングです。雪雲が去ったところに霧氷が付いてますね。

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お助け水。枯れてます。誰も助けるつもりはないようです(`-´メ) 
   

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参拝が功を奏しました ♪

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高度を上げるに従い、ナナカマドの霧氷も真っ白けに。

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森林限界から上は日本でも有数のハイマツの樹海。ここも霧氷がびっしり!

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この日差しでは帰る頃には融けてそうです。久しぶりに見る冬の絶景です。今のうちにゆっくり鑑賞しておきます。

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新雪ならともかく、カッチカチの雪。アイゼンまでは必要無いにせよ、スノースパイクを持ってくるべきでしたね。

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稜線が近づいてきました。途中からは冬景色を官能しながら、あっという間だったような。

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稜線は海老のシッポの大群で埋め尽くされてます。

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3時間で飛騨山頂。季節を選べば簡単に登れそうなルートでした。

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どうみてもデッキブラシにしか見えません

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木曽側ほどではないにせよ、やはり御嶽山は信仰色豊か。石仏がいっぱい。

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三の池の湖面はまだ凍っていませんでした。

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五の池小屋はすでに冬季閉鎖。ここで暖をとって継子岳にも足を延ばすつもりでしたが…('A`|||)
   

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稜線は吹きっ晒しで他に休憩場所も見当たりません。秋山装備で来れるところではありませんでしたね。ちょっと甘かった('A`|||)

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冬山の基本、「汗をかかないスピードで歩き続ける」低体温症の予防には、これしか術がありません。このまま摩利支天の山頂を目指します。
    
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振り返ると継子岳の上に北アが浮かんでます。また天気予報に裏切られました。やはり自分の勘を信じた方がよかった(´・_・`)

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摩利支天の登りはまさに厳冬期の冬山!風はさらに勢いを増し身体にぶつかってくる感覚。手袋していても指先に痛みを覚えました。さっさと登頂して、後は即座に撤退するのみ。

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体感温度は風速1mごとに1度下がるんでしたっけ?台風並みの暴風だったから20mとしてもマイナス20度以下は確実。防寒対策は不十分。継子岳は今日はおあずけ。

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山頂から見下ろす三の池。コバルトブルーの水面に魅了されますが寒さとのトレードオフです。
        
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ひっそりとした剣ヶ峰方面。ここからは噴煙も確認できません。あのような痛ましい噴火があったからか、殺伐とした風景に思えます。

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改めて自然の猛威は恐ろしい。畏敬の念は忘れてはいけません。

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この辺りまで標高を下げると風もおさまりました。ようやく休憩ε-(´∀`; )お湯で指先を温め、感覚が戻ってから下山の途につきます。


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復路では、雲海のかなたに白山も顔を出します。

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凍った木道で派手に転んだものの、なんとか無事カエルことが出来ました。


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下山後はもちろん濁河温泉の市営露天風呂。ほんとに露天だけで内湯無し(゚∇゚ ;) 寒いし、お湯はぬるいしで温まるどころか風邪ひきました    

3000m級の自然は厳しいからこそ美しさも格別です。御嶽はどの登山口も標高が高くアルプスに比べ簡単に稜線に立てます。しかし独立峰ゆえ風が強く、特に飛騨側は北西の季節風をまともに受けます。山小屋もすでに閉鎖されていますし、すべて自己責任で対応できる備えが必要不可欠です。
噴火から2年。飛騨側ではまったく登山に支障はありませんでしたが、閑散とした
麓の影響を考えると1日も早く平穏に戻ることを願います。