山の日を含む旧盆の連休は1年で最もマイカー登山には不向きなシーズン。メジャーな山にはとても近寄る気になれません(`-´メ) この時期、登山口にたどり着くだけでも至難の技でしょうから。

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少しでも登山者の少ないところで、しかもガッツリもNGとなると…。
「登山口までクルマを使わなければなんとかなるかな?」ってことで出発は糸魚川駅→バスで蓮華温泉へ→そこから白馬岳~朝日岳と周回して再びバスで糸魚川まで戻る。これなら渋滞、満車の心配はありません。よし!これで決まり!さて予定通り行きますかどうか?

《1日目》       
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気持ち良さそうな黄金湯の入浴シーンに魅了されるも、3日間の修行の旅がスタート。

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何が修行やって?人生は重い荷物(2人分)を背負って坂道を行くが如し…です。

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陽が射せば射したで嬉しさよりも辛さ倍増(;´Д`A まぁ、お昼前から登ろうってのが間違いですけど。

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白馬大池まできて稜線に厚い雲がかかっているのを見てへこたれます('A`|||) 今年は違うテン場に泊ってみたい」(´・ω・`) と眼で訴えているのも感じたし、今日はここで幕営することにしました。

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それにしても混んでましたね。最終的には水溜まりになってるところにもテントが並びましたから。
     
       
       

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設営が済んだらポップコーンを火焙りにしてプシュッと一杯、至福のひととき ♪
質素な食事でも山ではご馳走になるから不思議ですよね。
 

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日暮れまで開放感を満喫したら翌日に備え早めにシュラフに潜り込みま…って、もう寝てやがるΣ(`□´/)/

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《2日目》           
周りが騒がしくて3時過ぎには目が覚めました。いまだにぐぅ~すか寝てるガス女を叩き起こして準備を進めます。

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山の天気は午前中が勝負。辺りがまだ薄暗い中を出発。テン場にはまだ2/3くらい残ってますね。逆に気の早い人たちのヘッ電の灯りが小蓮華山を目指してました。
           

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まるで湯釜みたいな白馬大池に見惚れていると空が染まってきました ♪ 天気予報は今のところ良い方に外れています。

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念願の雲上漫歩 ♪ 気持ち良さそうでなにより。
                          
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船越ノ頭で日の出を迎えました。こういった光景は泊ってこそ。こんなご褒美が貰えるとは思っていませんでした。ガス女の呪縛はどこへ?

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陽の当たる稜線を目の当たりにしてもまだ半信半疑(笑)「いつまでもつねやろ?このお天気は」って。

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稜線も花は咲いていますが、これはまだ序章にすぎなかったと後々気が付くことになります。

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三国境に到着。ここからメジャーな稜線を離れ、静寂な(マイナーとも言う)花の楽園へと足を踏み入れます。
ここからはホントにスゴかった。看板(白馬連山高山植物帯)に偽り無しでした。

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旭岳から清水尾根の稜線とタカネマツムシソウのコラボ。マツムシソウは目に入らない時はない!ってくらい、この後2日間見続けることになります。

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言わずと知れた(くたびれた)女王様。

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少数ですが会う人、会う人みなニコニコヾ(´ω`=´ω`)ノそりゃこんな景色の中ですからね。

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鉢の鞍部からの鉢ヶ岳は貫禄充分。というか、スゴい威圧感。登山道が巻いているので登らずに済みましたがε-(´∀`; )

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そしてこのお花畑!シナノキンバイで黄色く染まった山肌は圧巻でした。
          

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いやぁ、言葉になりません。このスケールはなかなかお目にかかれないと思います。
            
陳腐なコメントでは形容しきれませんね。

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鉢ヶ岳と雪倉岳の鞍部にある避難小屋。ここを過ぎると雪倉岳への急登になります。

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もちろんこの辺りも高山植物の宝庫。こちらは黄色より白が優勢。一面のハクサンイチゲのお花畑。

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雪倉岳登頂後はいよいよ空模様が怪しくなってきました。それでも大方の予想を裏切り、この時間まで晴れてくれたことに満足しています。

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奥に頭を覗かせている朝日岳に向けて一度、ぐんぐん標高を下げます。当然、ふか~いガスの中('A`|||)

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途中、目にしたのは黒いダイヤ?のような花(クロトウヒレンかな?)船窪小屋で天ぷらでいただいた記憶がよみがえります。

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白馬岳一帯でしか見た記憶のないミヤマアズマギク。

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そして念願だったシロウマアサツキ(≧∇≦)


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しかしこの花、朝日岳周辺であちこちにありました。ホントに絶滅危惧種?最初に見つけた時の感動が吹き飛ぶくらい咲いていてちょっと複雑( ̄▽ ̄)
 

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ここも楽しみだった小桜ヶ原。と~ぜんハクサンコザクラが咲き乱れていると思いきや…。

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咲き乱れていたのはチングルマでした
                
                
                
                
                
                
               
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そして最後は難関、白馬水平道ww
「水平なのに難関っておかしいやろ?」と思った人~ぉ(。・ω・)ノ゙ それ違います。これは詐欺です(笑)

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待ち受けていたのは全体を通して泥濘の登山道、急登、雪渓の踏み抜き、ヘツリetc…。疲れた身体に良く効きます

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ヘロヘロで朝日平に到着。近そうに見えただけに余計に疲れました('A`|||) 繰り返しますが白馬水平道が余計です。あれさえなければずいぶん違うはずです。

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朝日小屋は食事が美味しいことで評判でしたからいただいてみました。こんな山奥で地産地消にこだわるだけのことはあります。

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その後のお天気は悪化の一途。今晩のメインイベント、富山湾の夜景は無期限延期(つД`)ノ

《3日目》


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まぁ、翌朝もご覧の通りの結末ヽ(TдT)ノ

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すごすごと山頂を後にして吹き上げのコルへ。一度は歩いてみたい栂海新道はここから始まります。

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一瞬でも朝日岳や雪倉岳が望めたのは山の神様の気まぐれ?

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五輪尾根を下ると背の高い植生に変わってきます。標高を下げていることを実感しました。

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花園三角点のあたりは湿原のお花畑。雰囲気はなんとなく祭りのあと…。何の祭りやて?もちろんワタスゲ祭りです。

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白高地沢と瀬戸川に架かる橋を二度渡って今回の花旅は終了…いやいやまだ終わりません。

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フィナーレは兵馬ノ平とアヤメ平。ほんっと最後まで花が尽きることはありませんでした。手を換え品を換え…といった感じで飽きさせません。

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蓮華温泉で3日間の汗を流しても、バスの最終便には余裕で間に合います。それでも下山路としてはかなりタフな部類のルートでしょう。達成感だってまずまずあります。惜しむらくは朝日岳のお天気でしたが、これだけの花の名山、必ずまた足が向くと思います。