上信越高原国立公園とはいうものの、すっかり開発の手が入って観光地と化した志賀高原。冬はウィンタースポーツのメッカとも言うべき日本最大のゲレンデですが、登山の対象となる山も幾つか存在します。代表的な山がランドマークとなる笠ヶ岳&唯一の200名山、岩菅山でしょう。
笠ヶ岳も魅力的ですが、お正月に予定していた岩菅山のリベンジ登山を優先します。無雪期は聖平登山口から登るのが一般的ですが冬期は寺子屋スキー場のトップから尾根通しで歩く方が道迷いの心配は少ないでしょう。
ってなことを考えて歩いているうちにシュプールがなくなりました( ̄□ ̄;)!!どうやら山スキーヤーさんの目的はこの(中央の)斜面だったようです。いや~面白そうですねぇ。でもどこに行き着くんだろ?最後にヒドイ目に合いそうな予感w
さて、ここからはトレースが無くても雪庇の踏み抜きだけ気をつければ大丈夫でしょう。それにしてもここまでアップダウンの連続。こりゃ帰りも同じくらい時間がかかりそうです(実際に帰りの所要時間が想定外でした)
しかし山頂一帯は暴風が吹き荒れてまして、わずか数分で撤退。
下山は暴風を避けシラビソ林の中をトラバース気味に伝いました。冬季限定の裏ワザ炸裂!
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
さて、今思えば山頂直下の急登やルートファインディングよりノッキリからの復路がこの日の核心でした。
《登り返しその②》無名峰
《登り返しその③》裏寺子屋山
《登り返しその④》金山沢の頭
《登り返しその⑤》寺子屋峰
さすがに達成感はMAXです ♪
長期予報によると3月は暖かくなるようですから冬山と呼べる雪山は今後期待できないでしょうね。最後に充実した雪山を堪能できたので未練はありません。次回からは残雪の山シリーズ?今年は雪が多かったので長いシーズンになりそうです。