この冬は降雪量が少ないのに日照時間は平年並みという最悪のパターン('A`|||)降らないのならせめて晴れてくれっての!ヽ(#`Д´)ノ 願いも空しく、思うような雪山登山は楽しめていません。

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こんなときは晴天率の高い八ヶ岳へ。連休で翌日寝たきりも🆗だからこそ出来る弾丸日帰りは編笠山→西岳の周回ルート。

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過度な期待は禁物です。雪がないことはある程度承知で向かいました。うっすらとしか積もっていないことに驚きはありません(|| ゜Д゜)!

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さすがに寒さはそれなりで(麓で真冬日でした)雪と言うより氷の世界。アイゼンは歯を痛めそう。かといってツボ足も滑って危険。

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しゃくなげ公園あたりからようやく雪山っぽくなってきましたが遅過ぎです。森林限界が近いのがなんとなく分かってましたから('A`|||)

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いきなり視界が開けて富士山どーん!おあずけばかりだったくせに急に大盤振る舞いするのもどうかと?

【南アルプス】
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【中央アルプス】
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しかし、これほど森林限界の分かりやすい山も珍しいのでは?普通はフェードアウトしていくシラビソがここではいきなり無くなるんですから。

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早くも下山していかれる方がいらっしゃいましたが、個人的にはここを降りるのは遠慮したいところ。「たとえ誰も向かわなくても西岳経由で下山しよう」っと。

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山頂直下はまるでロックガーデン。ルートファインディングがへたっぴで気が付くと後続の登山者に差を付けられていました(|| ゜Д゜)!

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おっ!?苦労が報われる瞬間が来たようです。

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P2100035 パノラマ写真
き、来たーっ!(*≧∀≦*) 
編笠山山頂から望む八ヶ岳の主峰群はどれもみんな超イケメンです( ☆∀☆) まるでヨーロッパアルプス?(行ったことありません)北八ツから見るのとはまったく違いますね。

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男前な主峰群を眺めながら…と思ったんですが、じっとしてると寒い((>_<")) 休憩もほどほどに青年小屋へと向かいました。

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人の気配が無い(|| ゜Д゜)!
今回もピストンの登山者ばかりなのかな?

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遠い飲み屋到着。残念ながら定休日のようです 

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小屋の裏手からクリスマスツリーがいっぱいの森の中へ。真新しいトレースは先行者がいる証。ちょっと安堵しました。

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結果的には西岳へ向かうルートがこの日のハイライト。静寂の中で聞く、自分の雪をかき分けて歩く足音。張り詰める空気の冷たさまで心地良く感じました。

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同じ八ヶ岳でも南面と西面でこれほど雪の量が違うんですね。いい意味で裏切ってくれました。

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青年小屋から1時間ほどで西岳山頂。ここは風も穏やかでのんびり過ごせました。トレースを付けてくださった(往年の)山ガールさんにも追い付き、ご挨拶「こんにちは&ありがとうございます」( ̄▽ ̄)ゞ

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赤岳と阿弥陀岳をシラビソの後ろに追いやって、ここでの眺望の主役はギボシです。尖ってますねぇ、オトコノコはこれくらい尖ってたほうが魅力的です。

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P2100068 パノラマ写真
それにひきかえ編笠山の眺望といったら( ; ゜Д゜) 被写体には向いてませんね。

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西岳からの下りではアイゼンが活躍。雪と氷では歩きやすさが全然違います。つくづく周回ルートにして良かったと…。

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最後は鹿さん達とだるまさんがころんだ…を楽しんでから富士見高原に下山。
喧騒とも華やいだ雰囲気とも無縁でイメージしていたものと違う八ヶ岳でしたが悪くありませんね。次はイケメン君のうちの1人?にロックオン!したことをご報告して締めくくりたいと思います。