令和2年の登り初めは初詣を兼ねて蓼科山へ。戸隠や月山など、冬は御神体が麓の宮に移される神社がありますが、女ノ神山の別名を持つこの山の神様は山頂の奥宮を留守にすることはありません。なにせ山自体が御神体だそうですから。

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すっきりと晴れ渡った八ヶ岳山麓。やっぱり年の初めは縁起を担ぎたくなるもの。青空は気持ちを前向きにさせてくれます。

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参拝ですからルートは表から。無雪期は御泉水自然園までクルマで登れますが、冬季は白樺高原国際スキー場のゴンドラを使います(反則?)

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七合目に一の鳥居。鳥居をくぐるとおごそかな気持ち…っていうか参拝気分になってきますよね、たとえ神社まで2時間かかろうとも。

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さすがは百名山。思ってた以上に踏まれていて歩きやすかった。徐々に積雪量は増えてきましたがサラサラの軽い雪で負担にはなりません。

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雪に埋もれちゃってますが、たぶんこれが馬頭観音。ここが馬返しでしょう。

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小一時間ほどで将軍平に到着。蓼科山荘は冬季閉鎖中。雲の流れが早いですがお天気が崩れる心配はしていません。

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目に飛び込んできたのは霧氷と目指す山頂。雪と氷の世界が手招きして呼んではります。今行くで!ダッシュで

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ここから山頂までがコース随一の急登。しかもまた武器を間違えてます。「ツボると精神的に疲れる」と今日はスノーシューを持って来ましたが急斜面では無用の長物(-.-)ノ⌒-~

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北横岳が見えてくると急登も大詰め。お正月の不摂生の影響もなく、他の登山者の追従を許さないスピードで駆け上がれましたから自分でもびっくり( ̄□ ̄;)!!

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蓼科山頂ヒュッテが目に入ってきました。山頂はすぐそこです。ずいぶん簡単に登れましたね。正直、もう少しエネルギーを消費したかったけど…。

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とりあえず、まずは山頂標柱の立つ場所へ。だだっ広い頂上は岩が折り重なっていて歩きにくく、スノーシューを外すとツボりまくります。

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そして目的の奥宮参拝。初詣にしちゃぁ困難過ぎる?いえいえ、自分にとっては数百万人が押し寄せる有名な〇〇神宮に参拝するよりはずっと簡単です。何より楽しめますから。

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眼下に白樺湖と車山。周辺はまさにリゾートって感じで山岳景観に水を差しています。もうちょっと自然と調和できる開発が出来ないものですかねぇ。

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北八ヶ岳は望めるものの南八ヶ岳のスター軍団はガスの中。とうとう一度も顔を見せていただけませんでした。とはいえ

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雲と太陽が織り成す光のグラデ―ションの中に居られたのは何よりのお年玉(/^^)/⌒●~*

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下山は正面に浅間山を見ながら。ただし足元には充分注意しましょう、転げ落ちる斜度です。

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冬の木漏れ日は日射しが柔らかくて和みますね。シラビソやカラマツの森の中を気持ちよく歩いてゲレンデに戻ってきました。

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ここからは一気に麓まで滑り下り…なんてね。滑走道具を持ってきていません(ゴンドラ往復券買ってます)丸1日がかりの初詣でしたが気持ちは晴れやか。今年は山のお天気に恵まれますように(^人^)