日帰りロングの季節です。しかし自粛の影響は見た目にも明らか コロナ禍でも自分を律する事が出来る人を尊敬してやまない今日この頃です。今の体力で身の丈に合った山はどこ?(゚Д゚≡゚д゚) と物色した結果、劔岳北方稜線の駒ヶ岳あたりがちょうどいいかと。

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もちろん登るのは東又コース。せっかくの夏至の日の好天、標準コースタイム11時間に及ぶチャレンジングなコースを踏破する良い機会です。

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スタートからいきなりの急登。たおやかな山容のイメージのまま取り付こうものならえらい目に遭います。アキレス腱は伸び切り、ふくらはぎに乳酸が溜るのが解ります。

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毛勝山を背に一気に高度を上げていきます。急登は前衛の伊折山まで2時間ぶっ通しで続くというマゾっぷり。

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ここからは山容に違わぬたおやかな尾根を登っていきます。しかし気がかりは脱水症状がみられ始めたこと。登山道脇の花を愛でる余裕すら失いかけています。

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次のピーク、成谷山を過ぎると灌木帯に。正面に僧ヶ岳が見えるようになってきましたが夏至の陽射しは容赦なくスタミナまで奪っていきます

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ところどころ灌木帯が途切れると、ここでしか見られない北アルプスの眺望が。疲れが吹っ飛べば…いいんですけどね。

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P6210029 パノラマ写真
ところで最もカメラを向けたいと思ってる被写体が見当たりませんよね?そう剱岳です。方角的に毛勝山の陰になっているようです。やっぱり駒ヶ岳まで行かないと見れない?

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左を見れば魚津市街と富山湾。右を見れば北方稜線の奥に後立山連峰。体力に余裕があればご機嫌な稜線歩きになっていたはず。

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正面には僧ヶ岳とその肩に前僧ヶ岳からのたおやか~な稜線。下界から見るイメージそのもの。

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僧ヶ岳の山頂は想像以上に賑やか。日本海側や北の朝日岳は見えますがその南部に続く北アルプスはすでにガスり始めています。急がないと駒ヶ岳もガスに飲み込まれそう。

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今欲しいのは癒しではありません。パワーです。もっとパワーを分けて人( ̄ω ̄;) でないとペースは落ちていく一方で焦ります。

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この尾根は花が豊富。特にマイズルソウは踏まずには通れないところが多数。ほんと申し訳ないけど…。

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北駒はスルーするためにありますwってか無い方が楽なんですが。

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行く手を阻む岩壁。四輪駆動で脱出します。この難所を越えれば山頂はすぐそこ。

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ヘトヘトで駒ヶ岳山頂に到着。って誰や!山頂にお墓建てたんは? 案の定、剱岳どころか北アルプスはガスの中。

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ここからが正真正銘の北方稜線。サンナビキ山、ウドの頭を経て毛勝山に続きますがもちろん道はありません。

P6210069 パノラマ写真 パノラマ写真
駒ヶ岳から見る裏僧ヶ岳はまるで鳥(猛禽類)が羽を広げているかのよう…っていうと鷲羽岳と比べられそうですが。駒ヶ岳に登った者だけが見れる優美な山容です。

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復路は完全に修業としか…('A`|||) 僧ヶ岳への登り返しが今日最後の登り。「これさえクリアすればあとは下るだけだから」と逝ってしまいそうな足を酷使し続けます。

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やっと僧ヶ岳に戻ってきました。時刻は14時半。日没までに下山出来ない心配は無くなりましたが疲労遭難は一瞬頭をよぎりました。ぐるりと尾根を巻くのでまだかなりの距離が残っています。

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結局、所要時間は10時間。なんとか歩ききれる体力があった自分を褒めたいような、情けないような…。暑くなければ違ったかもしれませんから、もう少し早朝から登るべきでしたね。たとえ日帰りでも体力を過信せず謙虚な登山を心がけなさい!と山の神様からの戒めでしょうか?