越前大野盆地を取り囲む山々の中で、メジャーな荒島岳に次いで人気があるのが銀杏峰げなんぽ)です。以前から気になっていたものの未踏のまま。「お天気の冴えないこんな時こそコスパ的に妥当だろう」と足を運んでみましたが、認識が間違ってました。正直、荒島岳など比較にならないほど良い山だったんですから。
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宝慶寺 いこいの森から始まるのは、その名も名松新道。いい響きです ♪ このネーミングに惹かれて、ここから登ることにしました。

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新道と聞くと急登のイメージですが、登り始めてすぐに緩みました。このあと緩急を繰り返しながら3時間足らずの行程です。

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登山道の名の由来になったと思われる松がこの2本?う~ん、正直、名前負けって感じ
(´・ω・`) 

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松は次第にフェードアウトしていき、北陸の豪雪地帯らしい趣きに。

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足元には今日もチゴユリやユキザサ。で、試験管ブラシみたいなやつは何だっけ?

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ヤマボウシやオオカメノキに混じって美味しそうな天ぷら食材もw (お持ち帰りはしてません)

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名松のブナ
さらに標高を上げると主役はブナに。なぜか若いブナばかり。年寄りどこ行ったん?
(゚Д゚≡゚д゚)

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根曲がりブナばかりになってくると山頂が近いことを予感出来ます。この柔軟性が繁栄の基礎なんですよね。歳を重ねるほどに頑固になるオヤジはどうしたら…?

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まずは銀杏峯前山に到着。ここまでは予想どおりの植生というか、驚くことはなかったんですが…。

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驚いたのはここからです。
天竺坂~山頂台地一帯はこの山のハイライト。思いもしなかった花の楽園が待っていました。

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振り返ると白山、御嶽。青空が恋しいような、日焼けの心配がなくてうれしいような、ちょっと複雑な気分。

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一面のユキザサ?の葉の中に鎮座するお地蔵さん。良い環境にお住まいで庭の手入れも完璧です。

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今年初めてのサンカヨウとコバイケイソウ。林床を埋め尽くすほどの群落はもう圧巻の一言。

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コバイケイソウはまだポツポツとしか咲いてなかったものの、この2つの花の競演を想像するだけでテンションマックス。ただ、毎年花を付けるわけじゃない気まぐれ屋さんだからなぁ…。

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花を愛でながらの登頂は、まったく疲れを感じません。薄曇りで、登るにはちょうどよかったんですけど、やっぱり青空が欲しいですね。


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この山の眺望は、もちろん360度。こんなお天気なのに荒島岳の上にうっすら槍、穂高まで見えてます。


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この辺りまでを極楽平というようです。確かにお手軽に来れる事を考えると下界に最も近い極楽と言えるかもしれません。

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今年初めて見る花もあれば見納めになりそうな花も。カタクリさんとは、また来年お会いしましょうヾ(´ω`=´ω`)ノ

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下山に使った小葉谷コースは激坂('A`|||) 「こりゃどう考えてもルートを逆にとった方がよかったんじゃ?」と思わずにはいられません。

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黄色い声援はウェルカムですがタイガースカラーってことはガラの悪い声援なんでしょうね、きっとヾ(▼ヘ▼;) 早よ歩かんかいコラ!ってか?

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おや?下山口に鳥居って…('A`|||)これにも違和感。名松の名に惹かれて向こうから廻ったのは「やっぱり間違いだったんじゃね?」との思いをさらに強くしました(´・ω・`)

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最後は白とピンクのタニウツギを愛でながら、ひたすら林道歩き。それでも満足度は高く、ちょっと前のトレンド?安.近.のなかではベストの部類に入ります。確実にまた足が向くでしょうね。まずは天女花の咲く頃に。